直線上に配置

病院

 そう言う訳で、愚痴を少々。
 そもそも私が、医療関係に興味を持ち始めたのは、 ある病院で、
死にかけたからです。 それも、胆石の手術で! 
なにゆえ胆石で?と、思われるでしょう。

 あの日、私は腹痛を抑えきれず、夜中の3時に救急外来へ行きました。
ここ2日ほど、吐き気があり、来院の2時間ほど前に吐いている事、
以前から何度か経験の有る鳩尾痛だ、と言う事を伝えましたが、
痛み止めしか処方して貰えず、日中にきちんと(!)来院しろとの事。

 日中行くと、便秘と診断され(申し送りがなされてなかったようで、
5分ほど掛かって同じ説明をしました)、どうしても気になるなら、
再度来院して、CTを取れ、と言われ、その日は帰されました。
 2日後、再び痛み出したので受診すると、うんざりした顔でCTに
廻され、結果、隙間がないほどの胆石が写ってました。

 その後外科へ回され、許可なくインターンのマテリアにされ、
練習と称して、胃カメラを3回飲まされ、 (3回目でやっと本当の
検査をしたらしい)
 挙句の果ては、送胆管に入れるべきチューブの先を、
すい管に入れ、ご丁寧に広げてくれました。

 翌日、私の体は痛みの為殆ど動かせず、アミラーゼは2000を
超えてました。
 医者は、インターンの事も手術の失敗も、一言も説明に
来ませんでしたが(注1)、その病院の看護婦さんから、
すべて筒抜けでした。
 何せ、同級生・お店の常連さん・親戚と揃ってたもので。
(ある看護婦さんなどは、親に、ココにいたら殺されるから転院しろ!
と、強く勧めてくれたそうです)

 結局、私は1週間ほどでアミラーゼも300台にまで下がり、
死なずにすみましたが、以後なにがあっても、この病院にだけは
来たくない、と、強く思いました。
 以来、医者や看護婦の方の書かれたエッセイ等を読み、
色々と、考えるようになりました。

 最初っからのプロなんていません。
インターンにマテリアが必要なのは事実です。
 しかし、その事を患者に伝えない事がベストの選択でしょうか?
2度の胃カメラを飲む‘練習’、1度目の手術の失敗、インターンの
方には貴重な経験でしょう。
 しかし、その費用は、肉体的・精神的苦痛は、患者が負担すべき
なのでしょうか?
 学校では、学ぶべき生徒が費用を負担するものですが・・・さてさて。


注1:親には説明をしたかもしれませんが
私には、『大変やったね』の、一言だけでした。
誰が大変にした、誰が!


プラモ&パズル まじっく トップへ

直線上に配置