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外伝

すぺしゃるの1

陛下の休日

厨房にて、

「お!、今日はカリィか!(^^) うまそ〜(^^)、お皿、お皿♪っと」
「・・・あ”! 陛下! こんな所で、食べないで下さい!(><)
お部屋にお持ちしますから!」
「いーから、いーから(^^)、このうまそ〜な香りに、抵抗は
出来ない(^^)」
「駄目ですよぅ(><)、私が料理長にしかられます(><)」
「気にしなさんなって(^^)、おなかが減っちゃって、仕事に
なりゃしない。・・・食べさせないってんなら、このまま町に
逃亡するぞ? コックが、飯をくれないんで、町まで食べに
行きましたってな?」
「・・・!! どこの国に、料理人脅して、つまみ食いする
王様がいるんですか?! 勘弁してくださいよぅ(泣)」
「トゥーラ!(^^)、君の目の前にいる!(><)、もぐもぐ」
「うわ〜ん(大泣)、また給料が減る〜!!」
「・・・それはおかわいそうに、首になったら、私が雇ってあげやう。
・・・毒見役なんていかが?」
「・・・鬼(−−)」
「しかし、アレだね、こうして、美味しいカリィが食べられるのも、
交易が順調なおかげだね(^^)、外務卿に感謝しないと!(><)」
「・・・、その割には、こき使ってるんじゃ・・・(−−)」
「ん?、なんか言った? もぎゅもぎゅ」
「あ”?! いえいえ(^^;」

「あ”?! こんな所にいた!! しかも、飯食ってる!!!」
「!! ・・・やべ(^^;」
「兄上?! 今日は謁見が3つもあるんですよ?! また、
私に押し付けて逃げるおつもりですか!!」
「逃げるだなんて、人聞きの悪い・・・いいかね? 外務卿
私はここで、つまみ食いをしていたわけではないのだよ?
君の仕事振りを評価するのにだね、食材の流通をだね・・・」
「はいはいはい(ーー)、とにかく! 今日は、きっちり謁見をして
下さいね?! 私は、ガーラの外相団と条件を煮詰めてる最中
ですから! 兄上の影をやるヒマはありませんからね!!」
「・・・はぁ〜い(−−)、・・・ちぇ、今月の休日、しゅ〜りょ〜(−−)」
「なんです?! ・・・まったく、私には数ヶ月先まで予定がぎっしり
ってのに! ・・・ボクにもカリィね!!」
「・・・この城で、毒殺は不可能だろうなあ(^^;。だって王族が全員、
厨房で食べるんだもん(^^;」
「早くしてね!」
「お代わり(^^)」
「・・・はいはい、ただいま(−−)」

 即位後、リュード1世によって城の厨房は、その多くの人材を、
入れ替えられていた。ほとんどは、メッセンジャーから転用されたと
言われているが、定かではない。
 いずれにしても、リュードを暗殺するには、(厨房の買収が不可能な
以上)召使い等に化け、毒を仕込む他は無いだろう。

ちゃんちゃん

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