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miuの日記

第4章 洞窟2 厳鉄の日記

俺が地下2階へのテレポーターを見つけた時、
探索に疲れたのか、ミウは可愛い寝息を立てていた。
ちょっとした悪戯心で、俺はミウに声を掛けずに
テレポーターに乗った。
地下2階への初デビューに、寝ていたと聞けば、
後で、さぞかしふくれるに違いない(笑

!! ・・・テレポーターをくぐった俺は、自分が目にしているものが
にわかには、信じられなかった。
一面氷の世界なのだ。 ・・・一体、どこに飛んだ?!
地下1階では、確かに溶岩が流れ出し、溜まっていたのだ。
その下にある洞窟が、凍り付いている事など有り得ない!

慌しくセンサー類を起動し、位置確認をする。
物音が耳に入ったのか、あるいは寒さのせいか、ミウが目を覚ます。
ふくれるミウに事情を説明しつつ、計器をチェックすると、
間違いなくさっきの洞窟の下だ。・・・バカな、有り得ない。
「バカって、言った〜><」
「お前の事じゃないって(^^;」

ここがあの洞窟の下だとすると、溶岩の発する大量の
熱エネルギーが、どこかに消えている事になる。
・・・何か熱を変換する巨大なジェネレーターのような代物。
ばかばかしい仮説だが、他に説明の仕様が無い。
いずれにしろ、何かとんでもない量のエネルギーを必要とする
システムがここにはある。・・・しかも生きて稼動している。

・・・いったい
「ガンテツ〜、さ〜む〜い〜><」
「あ? ああ! すまん!!」
俺は、体内のサーモ機能をオンにし、ミウの好みの温度に調節した。


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次章に続く。

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