直線上に配置

トップ物語

トゥーラ年代記

第6章 密偵の3

始まり 3

「それにしても危険です。誘い出す為の、
罠かもしれませんし」
「いくつか会談もありますし、
今、居られなくなるのは、まずいですな」
「そうですよあにう・・・国王陛下!(^^)」

ミレルめ、勝ち誇った顔をしやがって・・・、・・・、!(ニヤソ)
「国王が居ればいいんだよな?」
「?、ええ、ですから・・」
「外務卿が、バカンスに行っても問題ないよな?」
「?・・・兄上?」
「・・・悪くはないですな」
「左様、大きな問題にはならんでしょう」
2人のおやち”の目がきら〜んと光る。
悪戯をしようとしている子供の目だ。
「兄上!、お二方も、何を考えてるんです?!」
「簡単な事だ、ミレル(^^)」
「お二方は、お顔立ちも似ておられるし(^^)」
「声も似ておられる(^^)」
「ちょ、ちょっと待って下さい!第一・・・」
「国王の決定が不服か?」
「国王陛下の決定が不服ですかな?」
「われら3人の決定に異を唱えられると?」
「・・・、ぐ、ぐれてやる〜(泣)」



その日、王宮から誰かの号泣が聞こえた、
と、記録にある・・・らしい(笑)

次章に続く


プラモ&パズル まじっく トップへ

直線上に配置