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路上の6
・・・、付けられている。男はそっと気を探った、2人、・・・か。
朝市をぶらぶらと見て回る長獲物の後を、不穏な目つきの
者達が付けている。
・・・道場の連中か、昨日の今日で、よく見つけられるもんだ(−−)
呆れ顔の長獲物。・・・もっとも、身長よりも長い棒をしょって
歩いてたのでは、見つけてくださいと、言っている様なものだが(笑)
・・・スコットのおっさんに、道場の場所、聞きそびれたからな。
多少手荒いが、ま、しょうがない。1人にはのびてもらい、残りに
案内してもらうか(−−)
問題は、‘きっかけ’だな。・・・向こうから騒ぎを起こしてくれりゃ
良いんだが。
「・・・やつだ!」
「ああ・・・、間違いない」
「ルドゥさんに知らせろ! 俺は跡をつける!」
「解った、 ・・・目印を忘れるな!」
・・・野郎、なめやがって! この街で好き勝手出来ると思うなよ!
おや? 一人消えた? ・・・増援を呼ばれたか(^^; 好都合(^^)
適当な路地で、のこりをしばき回すか(^^) 終わる頃には増援が
来てるだろう。・・・そいつらに、ご案内願うか。
長獲物は、果物を持ったまま、唐突に振り返って見せた。
慌てて視線をそらす男が約1名。・・・私ですって、言ってる様な
もんだな(^^;
さすがに、今日は道場着を着ていない。本人たちは隠密行動を
取っているつもりらしい。 ・・・が、体から発する険気で、正体は
ばればれだ(^^;
少し考えた後、長獲物は、そそくさと、その場を立ち去った。
向かう先は、もちろん路地裏である(笑)
・・・おいおい(^^; 組織の規模とか聞いとかんでいいのか?
次章に続く
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